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2007年9月 1日 (土)

MEDIA SKIN の動画を AVIVO でつくる

以前書いたように MEDIA SKIN で見る動画は携帯動画変換君でこさえてきました(感謝!)。
うちの環境(Athlon 64 X2 3800+)では VGA サイズの動画を QVGA Xvid に変換するとだいたい再生時間の半分くらいかかります。

さて、うちのマザーには ATI のオンボードビデオが載ってるのですが、これに対応した AVIVO Video Converter ってのが使えるようになってまして、これが恐ろしく速い(CPU の両コアをかなり使ってますね)。
出力は H.264 やら DivX 互換やら吐けるようになってます。

これが MEDIA SKIN に使えるとよいなぁと思ったのですが、出力された動画を送ってもさすがにそのままは使えません。
そりゃそうですわね。(^^;

ってことで、変換君+AVIVO の環境をこさえてみました。

1. 変換君で MEDIASKIN 用の動画を作れるようにしておく(このへん参照)

2. AVIVO Video Converter をインストールしておく

3. 変換君付属の ffmpeg だと、AVIVO が出力した MP4 を通したあと QT3GPPFlatten がエラーになるので、最新版をこのへんから落としてきて、変換君をインストールしたフォルダ下の cores にコピー(付属の ffmpeg も残したいので、最新版を ffmpeg2.exe にリネームしました)

4. A's Video Converter(AVIVO の DirectShow フィルタを利用するためのフロントエンド。ありがたや)をインストール(今回は C:\Program Files\AsVideoConv にしました)

5. A's Video Converter を起動してプロファイルを作成(名称は MEDIA SKIN にしました)

Scaler の設定内容
Video の設定内容
Audio の設定内容
Muxer の設定内容

6. 変換君をインストールしたフォルダ下の default_setting\Transcoding_MEDIA_SKIN.ini に以下を追記して保存(*既存の Item の番号+1

[Item*]
Title=EZムービー(AVIVO) / 映像:MPEG4 384kbps 15fps 音声:AAC 96kbps 24kHz Stereo
Command0=""C:\Program Files\AsVideoConv\AsVideoConv" "<%InputFile%>" "<%TemporaryFile%>" "MEDIA SKIN" "1""
Command1=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg2" -bitexact -y -i "<%TemporaryFile%>\<%InputFileBase%>.mp4" -timestamp "<%TimeStamp%>" -vcodec copy -acodec copy -f 3g2 "<%TemporaryFile%>\1.3g2""
Command2=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>\1.3g2" "<%TemporaryFile%>\2.3g2" -c QT_3GPP2_QVGA_AAC.ini"
Command3=""<%AppPath%>\cores\ATOMChanger" "<%TemporaryFile%>\2.3g2" "<%OutputFile%>.3g2" "Camouflage_MOVIE_for_MEDIA_SKIN.ini""
Command4="cmd /c "rmdir /S /Q "<%TemporaryFile%>"""

7. 変換君をインストールしたフォルダ下の Setup.exe を実行して MEDIA SKIN 用の設定を再選択

8. 変換!

手元では再生時間の1割程度で変換できています。
これは速い。

なお、画質はそれなりなので保存用には向きません。
見て捨てるような動画にどうぞ。

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