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2010年1月14日 (木)

酷評

覚悟の人

ここ1週間ばかりの通勤のお供。
幕末期の幕臣、小栗上野介忠順の事績を書いた歴史小説です。

けっこう好きな人物ではあるのですが、メインで扱われている作品はそれほど多くない気がしますね。
ここんとこ大河ドラマでもわりと幕末モノをやってますが、小栗はもうひとつ影が薄い。

この作品の内容としてはアレだ、佐幕派の幕臣にも日本の未来を考えて動いてた人もいるんですよ、と。
まとめすぎか(笑)。

# 勝海舟も幕臣には違いないけど佐幕派とは言えませんやね。

で、小栗が主人公となると徳川慶喜・勝海舟・松平春嶽あたりは良くは書かれてないと思ったりするでしょ?

本当に良く書かれていません。
と言うかケチョンケチョンです(笑)。

慶喜は特に「卑怯者」「腰抜け」とコテンパン。
確かに佐幕派からすれば「なんだかなぁ」な行動は多かったと思いますが、この書かれっぷりはちと気の毒。
著者は慶喜が大嫌いなんだろうなぁ。(^^;

しかしこれ、ほんの1世紀半前のハナシなわけで、慶喜が亡くなってからもまだ100年経ってません。
ひょっとしたら「慶喜本人を知ってる人」も存命かもしれないし、「慶喜本人を知ってる人を知ってる人」はおそらく存命してるでしょう。
そういう人がこの作品を読んだら、ちょっと気分が悪いんでは。(^^;

# 小栗を書いた作品、星新一の「はんぱもの維新」あたりはお手軽ですね。

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